救護施設とは
身体や精神に障がいがあったり、何らかの生活上の問題のために日常生活を営むことが困難な方などが入所し、健康で安心した生活を営むことを目的とした、生活保護法による保護施設です。
救護施設の役割
- 救護施設では在宅での生活が困難な精神疾患による患者、重複障がい者への処遇ノウハウもあるため、社会的入院患者の退院に伴う受け皿として、また居宅生活移行への支援施設としての役割を果たしています。
- 他法や他制度では対応できない方を受け入れる救護施設は、”地域におけるセーフティネット”として、支援を要する方々のために不可欠な存在となっています。
救護施設の利用条件
- 生活保護受給者を対象としています。最寄の福祉事務所にご相談ください。
- 救護施設は18歳から利用ができ、障がい別による制限はありません。
救護施設は身体や精神に障がいがあり、経済的な問題も含めて日常生活を送るのが困難な人たちが、健康に安心して生活するための施設です。他の障がい者福祉 施設と異なり、身体障がい・知的障がい・精神障がいといった障がいの種類によっての対象が規定されておりません。実際、救護施設には身体障がいのある人 (視覚障がい、聴覚障がい、肢体不自由など)、知的障がいのある人、精神障がいのある人、それらの障がいを重複して持つ人、アルコール依存症の人、ホーム レスの人など、多様な人が生活しています。